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ミニチュアワンダーランド訪問記 
本店のお客様が新装増設相次ぐハンブルクのミニチュアワンダーランドを訪問されました。2007/11の情報です。

超新製品情報

ベルギー保存鉄道鉄道をたずねて by畑川政勝
鉄道模型紀行,イギリス保存鉄道の旅などたびたび紀行文を頂いている本店のお客様 畑川氏の続編を頂戴しました。

ヨーロッパ型レイアウト製作記

その後成人式を迎えたレイアウト 

フライシュマンのICEをフル編成で思いっきり・・・・念願のレイアウト作成に踏み切った本店のお客さまのレイアウト製作記

祝!ゴッタルド鉄道125周年に魅せられて by堀川
数年前スイスへ初一人旅したとき知り合ったスイス人鉄道マニアたちとのゴッタルド撮影記。最新スイス国鉄情報をお楽しみください

外国型鉄道模型とは

一般的には輸入品をいいますが、日本製の外国型もあります。多くはプラスチックやダイカ ストの材質で大量生産される製品が多いのが特徴です。Gゲージ1番OゲージHOゲージHOmゲージNゲージZゲージなど様々なゲージの商品がありますが、主体はHOゲージで縮尺は1/87、走行 重視の性向があるため、日本製Nとさほど変わらないスペースでレイアウトができます。 (90cm×180cmの畳1枚ぶんで結構なプランが可能)種類は今現在入手できるもの だけで約1万種類。レールから建物などのストラクチャ、樹木など大抵のものが模型化され ています。価格帯は貨車は約5000円、客車の価格 帯は約8000円、EL35000円、SL45000円が主流でNとHOの価格はそんな に変わりません。DCCサウンド機関車は各々約18000円程度アップです。

外国型鉄道模型を始めるにあたってのご注意とおせっかい

動力車が1台あるいは2台のHO、NであればトランスはNゲージ用で十分に働きます。レールも最初はお手持ちのもので充分走ります。各メーカーとも自社のレールシステムを完璧に走行する性能を備えておりますが他社製品のレールを完璧に,とは必ずしも申せません。ポイント周辺で脱線するものも皆無ではありません。また数多くの電気機関車は架線集電システムを持ちますがDCCが普及してきた昨今、架線からの集電は無くなりつつあります。いくつかの蒸気機関車は煙出し装置を取り付け可能となっています。

外国型車輌は先で述べた様に大量生産される製品が多いため市場の競争原理に晒されており 突出した価格性能の商品はめったにお目にかかれません。つまり価格と性能は正比例いたします。3万円と4万円の違うメーカーの同型車輌を比べると殆どの場合4万円の車輌が優れております。メーカーの国籍はたとえばドイツでも製造工場は東欧諸国、中国やベトナムなど多岐に渡り純国産品というのは殆ど無くなりつつあります。     それぞれのメーカーの特徴はメルクリン社のように車両の長さを省略してでも走行性を重視し、線路や信号機など全てが一社で賄えるものから、ロコ社のようにある程度のディテールを擁し縮尺通りのフルスケールで走行性能も確保したものやベルギー(LSモデルス)やイタリア(ACME)のメーカーのように中国やベトナム製で徹底的にディテールを重視、室内や床下まで作りこんだ少量生産精密モデルを出すメーカーなど多岐にわたります。どのメーカーの製品が良いかはそれぞれの購入者の好みによります、棚に飾って眺めるのが好き、徹底的に走らせるのが良い、オリジナルでは飽き足らず改造したいなど、それぞれの皆さまの判断の為により多くの判断材料を供給すべく多くのメーカーの 商品を取り扱っております。ネット上での情報を頼りに鉄道模型を始められたお客様が多くなってきましたが、販売店での情報はネット情報より正確で効率的であることは間違いありません。たまには販売店をのぞかれることをお勧めいたします。


 デジタルシステムについて

外国型はここ数年デジタルシステムの普及が急ピッチで進んでおります。数年前までは交流専業メルクリン社のデジタルシステムの他は直流メーカー各社がそれぞれの基準で初歩的なシステムを独自で販売しておりましたが、多数の車輌を同一線路上に置き、それぞれが独立してコントロール出来るのみということで小レイアウト、初心者にとっては無用の長物かつ高嶺の花でしかありませんでした。
  それが今世紀に入ってからは各メーカーともにシステムが統一されるようになり、安価な入門用コントローラーが発売され、なおかつ実車の音を録音してコントローラーで再現できるデジタル+サウンドになった途端、爆発的な人気を博するようになりました。さすがに発売初期はコントローラー、デコーダーともに品質が安定しませんでしたが2004年ころからはどのメーカーのものも改良され安定し、初心者でも安心して使えるようになってきました。音が出るだけでは無く、蒸気機関車やディーゼル機関車から発煙装置により 煙や蒸気が出たり、走行音とシンクロした排煙になったり。ギミックも盛んになってきました、パンタグラフの昇降、客車ドアの開閉、ロータリー車の羽回転と車体の360度回転、クレーン車のアーム可動、LEDによる台車制動時の火花、電気機関車内部トランスのスパークなども珍しくはありません。動輪の横にセンサーを配置しポイントやカーブ通過時にレール軋み音を自動的に発生させるものもあります。


  デジタル=サウンドでは有りません。一般のDC車輌にデジタルデコーダーを搭載したものを「デジタル車」と仮に称すると、そのデジタル車にデジタルサウンドデコーダーとスピーカーを搭載し直して初めて音が出ます。デジタル車すべてが音を出すわけではありません。また殆どは実車の音を録音していますので現在は廃車になったりしてオリジナルの音源が存在しない古典のSLのようなものはなかなか模型化は困難です。しかし逆に言えば音さえ録音出来ればパソコンとデコーダー用のインターフェース機器さえあれば簡単にサウンドデコーダーに入れることができます。

  デジタルシステムは同一線路上の多数の車輌をコントロールすることが可能ですが、1台のコントローラー(速度制御などのつまみ)で操作できるのは基本的に1台のみです。ゆえに複線のレイアウトで2台の編成を走らせる為にはコントローラーは2台必要です。

  デジタルシステムは線路上に16V程度の電流が常時ながれています。ゆえにデジタル車と一般のDC車輌を同一線路上に置くことは出来ません。


撮影 Y.H.

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