トップ 新入荷速報 メーカー案内 店舗案内 ショッピング お問い合わせ Kim's note FirstClubSite

Gotthard鉄道レイアウト製作記

                          2008年4月 堀川


初めて運転メインで常時楽しめるHOゲージレイアウトを製作しています。
当初これほど作りこむ考えはなかったのですが…素人のレイアウト製作記をどうぞ。


プランは手前を駅、後方にヤードをとった単純なO型エンドレスを平地路線一本と、スイスGotthardのような螺旋階段のように上下して峠越えする山岳路線一本、駅付近で交互乗り入れを考えました。


画像1 レイアウトプランですが、若干変更しています(標高を色別で示しています)

枠組みは、1×4材を使い格子状に組上げました。高さは材料を三等分にした60センチとし、
その上に90センチ×180センチのコンパネ3枚を載せます。


画像2 ベースの枠組みが完成


画像3 コンパネを載せた状態。多少の揺れであれば載せてあるコンパネはビクともしません

このままでは、走行時の音がコンパネで増幅されてしまうので、消音対策として安価な人工芝マットを敷き詰めました。これにより消音効果はもとより、コンパネ同士の段差解消も兼ねることができました。
次にレールの施設に入ります。レールは定評のあるプロフィレールを使用。道床が薄く丈夫、種類も豊富にあり、モデルバーン店ではほぼ常時在庫があるので、困ることもありません。カーブ半径最少は420ミリで、フルスケール車両にも対応しました。直線を疾走する姿も良いですが、多少カーブを持たせるほうがメリハリがでてくると考えていたので山岳路線は少しだけカーブをプランに組み入れています。また、車両が見え隠れすることも大きな効果があるのでトンネルなどを利用しました。


画像4 人工芝マットを敷いてレールを仮設した状態

スイスをイメージしたレイアウトなのでナロー(HOmゲージ)も組み込みたいと思い、半ば無理やり的にHOゲージの内側へ8の字エンドレスで配置しました。最初は運転メインのため本格的なレイアウトではなく、運転のみ楽しめるレイアウトと考えていたのでレールやストラクチャは固定しませんでした。
勾配部分や高架部分の土台も固定しませんでした。施設時、一箇所倒れるとドミノのごとくすべて倒れてしまうので苦労しました。この状態で運転が楽しめるようになり、友人たちを招いて楽しみました。


画像5 HOmゲージ含め運転ができるようになった状態

そんなある日、友人が「山の形だけでもあればもっと雰囲気でるよ。いっその事、本格的レイアウトを作ったら?」と言われたのがきっかけで、本格的に作ってみることにしましました。本格的なレイアウトは初めてなので多少完成時を考えると不安がありましたが、モデルバーン店長や友人にアイデアなどアドバイスをいただきながら作り始めました。
施設していたレール、ストラクチャ等を撤去し、枠組みの強化としてネジ止めを増やし、横揺れ防止対策をしました。勾配部分と高架部分をベニヤ板などで作り、レールを敷設。


画像6 本格的レイアウトに変更し、レールを固定した状態。
背後のヤードは情景を作らないので人工芝マットを敷き詰めたままレールを固定しています

レール固定に伴いコントロールボックスを製作しました。その製作前にモデルバーン店長の軽い(?)ススメでDCデジタル(以下DCC)音源付チップ搭載車両を購入し、まんまと(?)DCCサウンドに嵌ってしまい、制御システムをDCCにも対応することにしました。本来DCC化になればギャップは関係なくなりますが、アナログでの運転も考慮しました。と言ってもアナログでのチェックはやってないです。なおDCC車両のメンテナンス場所が必要となるため右手前のヤードをメンテナンス用ヤードとしました。


画像7 コントロールボックス。
線路配置を示すラインパネルはパソコンにて作成し、厚手マット紙に印刷したものを利用しています

トンネル部分は本来隠れてしまいますが、私のレイアウトの背面は剥き出しにしてメンテナンスフリーにしているのでトンネル内は真っ暗ではありません。


画像8 山の裏手は丸見え状態(左側)

山の地形を作るにあたり様々な手法がありますが、私はモデルバーン店で取り扱っているNoch社のTERRA FORMを利用することにしました。丸い棒(木材)を適当な長さに切断しプラ製ジョイントで繋ぎ合わせ、グルーガンで固定しながら地形を大まかに作り、骨組とします。本当に適当な作り方をしたため、骨組がスカスカ状態で強度が保てるか心配になり、一部分に針金で補強しました。


画像9 Noch社のTERRA FORMを使用して骨組作成中
(骨組の間隔が広くスカスカ状態で強度が保てなくなってしまいました)


画像10 骨組にワイヤー入りペーパーや下地用ペーパーを貼り付け中

強度補強のため針金を使ってみましたが、それでも完璧とはならずモデルバーン店長に相談したところ、石膏を含んだシートをススメていただいたので、骨組にワイヤー入りペーパーシートや下地用ペーパーを貼り付け、さらに石膏シートを貼り付けてみました。結果、作業が簡単にもかかわらず石膏シートが固まると驚くほど強度が保てることがわかり、全て石膏シートを貼付けました。


画像11 下地用ペーパーの上に石膏シートを貼り付け中

情景は右側を岩肌が見える山岳の険しい部分と、左側を若干なだらかな緑地部分としました。季節は初夏を考えています。岩肌の部分は石膏等を使い、本物らしく気に入るまで何度も試行錯誤しました。


画像12 何も分からず適当に作ったので岩肌には程遠い状態


画像13 塗装を施して何とか崖に見える感じになりましたが
雑誌の写真などを参考にしながら岩肌を作り直すことにしました


画像14 白い石膏で丁寧に下地を作り


画像15 固まった石膏に焦げ茶色を塗り、その上からダークグレーを塗った状態


画像16 塗装が完全に乾燥する直前、
使わなくなった靴下を手袋の代わり(←これ案外便利ですよ)にして強めに擦りつけると…


画像17 岩肌らしく、良い感じになりました

緑地部分は当初Noch社の芝生ペーパーシートを貼り付けましたが、起伏に合わせて貼り合わすことが難しくなり、地形地肌に水性ボンドを塗りパウダー撒布器を使って芝生緑地化しました。


画像18 山肌に芝生シートを貼付けました。なだらかな地形はいい感じですが…


画像19 スパイラル区間の緑地化
手前の駅を出ると右奥のトンネルから出てきます
中段はHOmゲージ


画像20 トンネル付近はこんな感じでいかがでしょうか?


画像21 山全体の緑地化が完成した状態。
パウダー撒布器を使ってパフパフと撒くとこのようになりました

現時点はここまで。
樹木や駅舎周辺の情景などまだまだ完成には至りませんが、少しずつ雰囲気が出てきてレイアウト製作の醍醐味を味わっています。また、近年レイアウト用品メーカーの製品技術が急激に向上し、素人でもかなり実物そっくりなレイアウトが作れるのだと実感しています。

2008年4月 堀川

感想などございましたら、brugg_iris@yahoo.co.jp まで。

▲トップへ戻る

 
【株式会社モデルバーン】
 兵庫県芦屋市大原町11番24ラポルテ北館2F
TEL : (0797)35-1173
Fax : (0797)35-1174